屋根リフォームの注意点|合同会社坂本塗装

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2025/02/20
その他
屋根リフォームの注意点
屋根リフォームには大きく『塗装』・『葺き替え』・『カバー工法』といった方法があり、既存の屋根材の劣化具合によって適切な方法で施工する必要があります。
 屋根材の中には塗装だけでは強度を維持できないものもあり、屋根塗装が不可能な事をご存知でしょう。
代表的な屋根材が『コロニアルNEO』・『パミール』・『グリシェイドNEO』などのノンアスベストの屋根材は塗装は可能ですが屋根材そのものが脆く割れやすく、割れたりヒビが入ってしまうと雨漏りに繋がってしまいます。他にも塗装に不向きな屋根材が存在しますが、そういった屋根に関する専門知識が無く塗装を行う業者がいます。
 屋根塗装の際に『縁切り』という屋根材の段差に隙間を作り雨水の逃げ道を作る作業が必要です。
しかし前回の塗装業者が縁切り作業を行わず屋根塗装を行なった事で屋根材の段差が塗料で塞がり、屋根材のジョイント部分から雨水が侵入し、抜け切らず屋根内部が雨水の湿気で腐食し雨漏れを引き起こしてしまいます。工事後の事を考えない工事を行われてしまうと次回の屋根塗装を行う際に、雨漏り補修・下地補修などの余分な費用がかかってしまいます。

 屋根カバー工法は、既存の屋根の上に新しい屋根材を重ねる施工方法です。耐用年数の短いスレート屋根(カラーベスト屋根・コロニアル屋根)の屋根リフォーム工事に多用されています。重ねる屋根材は軽いことが必須になるため、スレート屋根・アスファルトシングル屋根・金属屋根が適していますが、金属屋根(ガルバリウム鋼板)を使用するのが主流です。